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災害対応訓練 HUG(避難所運営ゲーム)を実施しました

  • 2019.9.30

HUG(避難所運営ゲーム)を実施

大規模災害への意識を高めることを目的とした災害対応訓練「HUG(避難所運営ゲーム)」(開発工営社地質部主催)が9月27日、本社会議室で行われました。訓練には、管理、水工、交通、共通、総合技術の6本部から選出された職員20人が参加。プレーヤーは3班に分かれ、小学校を舞台にした避難所設営時の運営担当者となって、体育館、教室、校庭など、学校内の敷地を有効活用しながら、150人の避難者を適切に配置できるかを模擬体験しました。

ゲーム内容は、進行役(1人)が避難者の情報が記載されたカードを順番に読み上げて6人のプレーヤーに渡します。プレーヤーは、体育館や教室など避難者が生活するスペースに見立てた用紙に、避難者カードを並べていきます。
カードには、「赤ちゃんがいる」「老いて1人で歩けない」など、避難者の抱える事情が書かれており、プレーヤーは、素早い適材適所の配置が求められました。また、避難所で想定される出来事(例えば簡易トイレ3基届く)が書かれたイベントカードがあり、人員配置以外にも「避難所運営」のための課題をテキパキ処理しなければなりませんでした。

3時間半に及ぶ災害対応訓練に参加した職員は終了後、グループディスカッションで反省会。「限られた台数のストーブの設置場所」「食料の配分基準」「洗濯場所」など、共同生活の役割分担の難しさが浮き彫りとなりましたが、職員は、非常時の避難所で役立つ知識を会得しました。