現在の仕事は、主に道路に架かる橋梁設計です。 橋梁設計といってもそのジャンルは幅広く、新設橋梁の計画・設計、既設橋梁の調査点検・維持補修、拡幅・補強設計などがあり、まさに“橋の一生”に携わる仕事をしています。 橋梁は道路インフラを形成する重要な構造物です。合理的な橋を計画設計する事、安全を保つために橋を維持管理する事、地震・自然災害から橋梁を守る事。どれをとっても、社会的使命と責任の大きいやりがいのある仕事です。
入社以来22年、数十橋の新橋設計に携わりました。施工困難と言われた急峻山岳地での橋台施工を発想の転換で実現した事、水深が25mもある“ため池”に北海道内では最大気圧(0.51Mpa)となるニューマチックケーソンを設計した事など、思い出は尽きません。 維持管理の時代に突入した昨今は、補修補強等の新たなジャンルへのチャレンジも必要で、苦労する事も多いです。 しかし、完成した橋を通行したとき、地域の子供たちが橋を渡っているのを目にしたとき、大きな感動とよろこびを感じます。
建設コンサルタントを支えるもの、それは「人」です。会社とは、人であり、人と人との繋がりです。 困難な仕事に取組むときに心がけている事は、「状況や環境のせいにして逃げないこと」、「できない理由ではなくできる方法を考えること」。開発工営社には、それを助けてくれる多くの「人」がいます。 開発工営社は、総合建設コンサルタントになって25年の若い会社です。だからこそ、一人一人に与えられた役割と可能性が大きいと考えています。 社員一人一人が主役。そんな理想の会社の一員になれればと思っています。