基礎を守る。
基礎を守る。
Mitsuru Fudo 地質部
土質及び基礎の調査・設計、軟弱地盤解析
土木構造物の基礎を守る
現在は、主に土質・基礎の部門の仕事をしています。土質・基礎の仕事は、道路や橋梁、河川堤防や樋門などといった土木構造物の基礎となる地盤の調査を行い、必要に応じて軟弱地盤解析、対策工の設計などを行います。また、大きな地震が発生した際の地盤の変形量を解析して設計に反映させることもあります。どんな構造物でも足元がグラつけばインフラとしての機能を失いかねません。地質の仕事の成果は目に見えにくいですが、とても重要であり、責任と自覚を持って仕事をしています。
現地作業の多さも地質部の魅力
入社して10年、道路や樋門等、数々の土木構造物の設計に携わりました。携わった構造物が多い分、完成した構造物を見ると少し誇らしい気持ちになります。ここ数年は、点検や挙動観測業務が増えてきていて、H28年の台風による災害では、初動調査として現地へ行きました。現地では、災害による被害の悲惨さを目の当たりにし、インフラ整備の重要性を改めて再認識しました。道内出張が多く、道内のほとんどを仕事で行っていますが、稀に道外へ飛び出ることもあり、色々な場所で色々な仕事ができることを楽しんでいます。
忙しい時ほど心に余裕を
人や時代は変わっても、仕事にはコミュニケーションは大切です。一人でできるような仕事はほとんどありません。いろいろな人と協力して、助け助けられ、仕事は進めていくものと思っています。コミュニケーションを通じて信頼関係を築いていくことが大事です。
仕事では、なかなか良い結果が出なくても諦めずに何度もチャレンジする精神でいます。学生時代の部活の影響かもしれません(いや、某バスケ漫画の読みすぎかもしれません・・・)。
また、忙しい時期にピリピリした雰囲気で仕事をするよりも、少し心に余裕を持って仕事をするように心がけています。忙しい時こそ笑顔で、周りにも気を使える、そんな人間でいたいと思っています。