施主は㈱美唄自動車学校（美唄、林正芳社長）。従前からの自動車教習所の運営に加え、美自校ブランドとしてインバウンド客の増加を見込んだ旅行業や観光バス業、レンタカー業などへ積極的に事業展開してきた実績があります。

　この地域は、観光ニーズが年々増加傾向にある上川・空知ルートはもちろん、独自の魅力を生かした体験型観光、世界的に評価が高い安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄やラムサール登録湿地宮島沼などの地域資源を有し、多彩なテーマツーリズムの拠点として宿泊需要が拡大する可能性を秘めています。

　また、JR美唄駅前に観光拠点を新設することでインバウンドを中心としたさらなる集客をねらい、中心市街地活性化に資する取り組みとなっています。

　ビジネスホテルとしては上質な高級宿泊追求型のアッパーエコノミーを目指し、RC造5階、延床1,955平方m、客室37室（定員74人、最大収容103人）。外観は白を基調にしたシンプルなデザインながら、ファサード照明に至るまで究極をこだわり、美唄を訪れる人々にとってのランドマークの誕生を追求しました。

　施工はすべて地元業者が担いました。今後、内外装・仕上げ工事を進め、2019年12月完成、20年3月開業を目指しています。